仕事をしながら孤独を感じることが幾度となくありました。
でも仕事とプライベートは違うし、仕事での人間関係がちょっとうまくいかなくても、それでお給料もらってるわけだから、多少は我慢しなきゃなぁと考えてたんですよね。
何より仕事内容は私にとっては楽しく感じられるものだったし、
人間関係がうまくいかないなんて、どこの会社に行ってもあることだろう、と思っていたから。
でもやっぱり孤独を感じながら仕事をする、っていうのは辛かったです。
誰も信用できなかった
一緒に働いている職場の人たちは誰一人として信用することができませんでした。
それは多分営業職だったから、というのもあるかもしれません。
営業職だと結構成績重視なところがあって、チームワークで仕事するよりは個人プレーなことが多くなります。
それで社員同士が切磋琢磨していけるような雰囲気の良い会社なら良かったんだけど、
社員同士がライバル視し合うようになってしまい、あんまり雰囲気がよくなかったんですよね。
情報も共有せず、それぞれのやり方でやる、みたいになってしまっていたので
疑心暗鬼になりながら仕事をするような日々が続いていました。
仕事場にいる時に孤独を感じるって結構つらいです。
週5日で働いていたら、人生のほとんど会社にいるようなものじゃないですか。
人に干渉されるのが嫌だ、という人はそういう環境の方が好ましく思えるのかもしれないですが
私は「この会社に信用できる人はいない」と思いながら仕事をするのはめちゃくちゃ辛かったんですよね。
会社内で頻繁に集まりがあったり、大勢で飲み会をしたりするようなのも確かにしんどいとは思うんですが
孤独なのもそれはそれでしんどいです。
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仕事の相談をできる人がいない
普通は仕事場にも多少気が合う人がいて、仕事終わりに飲みに行ったりすることがあると思うんですが
私が勤めていた会社ではそういうのは全くありませんでした。
仕事のことを職場以外の人に相談することはできますが
そうすると今おかれている状況を一から説明しなくてはいけなかったり、仕事内容を説明してからじゃないと話が進まなかったり、と
いろいろ面倒だったし、何より職場を離れている時はあまり仕事のことを考えたくなかったので、仕事の相談を職場以外の人にする、ということはありませんでした。
それによって、仕事で抱えたストレスを自分一人で消化するしかなく、それもまた辛いことでしたね。
仕事の話ができる人って絶対に必要だと思います。
ストレスがあまりない仕事だとしても、仕事って自分の中のアイデンティティの一つでもあると思うから
やっぱり誰かと共有したいって思うこともあるでしょう。
それができない環境って辛いですよ。
何のために働いているかわからなくなる
仕事で孤独を感じていると、「一体なんのために自分は今ここにいるんだろう?」と思えてきてしまうものなんです。
もともとは仕事内容自体は好きだったのですが、
仕事で孤独を強く感じるようになってからは、仕事に行くのも怖くなったし
仕事中もぼーっとしてしまうことが多くなりました。
そして仕事が終わってから、友達と飲み歩くことが異常に増えました笑
あの頃は仕事で感じていた孤独感を埋めるのに必死だったんだと思います。
一月に10万円以上飲み代に消えていた時期もあったので、相当病んでたな、と今では思いますね笑
仕事を変わって、充足感を感じられるようになってからは
飲み歩くこともなくなって、月に10万円以上も交際費に消えていたのに、今では月に1回飲みに行けば多い方、くらいです。
それくらい、仕事で孤独を感じるのって精神的にダメージになって
それが私生活にも表れるものなんだなぁと今になって思います。
ストレス発散方法は人によって違うとは思いますが、
異常に飲みに行ったり、買い物の衝動が抑えられなかったり、ずっと寝られなくてスマホを見続けてしまったり
というようなことがある場合は、精神的にもかなり参ってしまっていると思いますよ。
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必要とされることが大事だ
転職してみて一番思ったのは
仕事において「誰かに必要とされる」ということはとても大事なことだな、ということです。
それが例えばサービス業で顧客に必要とされる、とかでもいいし
同僚や上司に「いてくれて助かるよ」と一言、言ってもらえるだけでもいい。
なんでもいいから、必要とされている感覚があるだけで、その仕事をやっている意味を感じられるようになると思います。
それがないまま、仕事をしていて孤独だ、と感じるのであれば
その仕事は自分に合ってないんじゃないかな、と改めて考え直してみるのも大切なことだと思いますよ。
孤独の中で仕事をし続けるなんて、誰もできないと思います。
それじゃ。