社員同士が仲がよければ仕事にはあまり影響ない、と考える人もいるかもしれないですが
社長と合わない、とひとたび思い始めたら、その会社で働き続けるのって結構辛いと思う。
特に中小企業の場合は。
社員と社長ってやっぱり違うものなんですよね。
小さな会社で、そこまで社員数がいない会社だったりすると
毎日社長と近い場所で仕事をするような職場だってあります。
そういう職場で「社長と合わないな」と感じると息がつまるものです。
結局は社長を立てなきゃいけない
結局その会社は社長のものだから、
何かしらの決定を下さないといけない時に、最終的な決断をくだすのは社長になりますよね。
だからこそ、社長が合わない、ってなると辛いと思うんです。
社員は全然賛同してないのに、社長権限で決め事をどんどん進めていくことができる。
意思を持たず、社長の決めたことに素直にしたがっていけるような社員ばかりならいいのかもしれません。
でも自分に意見や考えがしっかりある人にとっては、社長と合わないとかなりストレスになります。
だって結局は自分もその社長が運営している会社の一社員でしかないのだから。
どんなに「こうした方がいいと思う」というアイデアがあったとしても、
社長がそれを必ず聞いてくれるわけじゃないし、社長の一存によって、決定は下ってしまうのですからね。
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社長の言うことを聞く社員ばかり
最終的に社長が下す決定は誰も覆すことはできないですから、
社員も社長の言うことを聞かなくちゃいけなくなります。
つまり誰も社長と対等に戦うことができないんですよね。
最終的には社長が決断することになるのだから…と思うと戦意すらなくなってきて
ストレスに感じつつも自分の意見を何も言えなくなる、なんてこともあります。
会社で一番えらいのは社長ですからね。
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会社のために働けなくなる
会社員として仕事をする、ということはその会社のために働く、ということですが
社長が合わない、と感じてしまうと会社のために働くのが難しくなります。
だって会社のために働く、ということはつまり、社長のために働く、ということでもあるから。笑
合わない社長のためにどうして自分が色々考えて、もっとよくできないか、なんて改善案なんかも出しちゃったりして働かなきゃいけないのか、
と思ってしまうものです。
でもそうなってくると、なんだか働くことにあまり達成感を感じられなくなってしまいますよね。
中小企業なんかは特に社員一人一人の頑張りがその会社の売り上げに直接繋がったりするもので、
でも社長が合わないから、仕事にやる気がでない、となると、会社の売り上げに貢献できるような働き方を目指せなくなってしまう。
やりがいのない仕事になってしまうと、我慢してお金をもらうための仕事になっちゃう。
そうすると仕事を続けていくのって結構辛くなってきてしまうものです。
コミュニケーションが取りづらくなる
中小企業の場合は特に、社長と社員の距離が近いことが多いです。
私の場合は、会社内で社長と机を並べて仕事をしていました。
でも社長が合わない、と感じると、その働く環境ですら嫌になってきますよね。
仕事をしている社長を見ているのが辛い、と感じるところまでいっちゃうことだってあります。
一緒に働いている人の中には、社長がいっぱいいっぱいになってしまうと怒鳴ったりする癖があって
そのせいで怖くて、社長に言わなきゃいけないことや聞かなきゃいけないことがあっても、それをいつ言おうか、と悩んでしまってなかなか言い出せなくなる、という話をしている人がいました。
そうやってコミュニケーションがとりづらくなっていってしまうと、仕事のスピード感も落ちるし
全体としても雰囲気が悪くなってしまうものですよね。
合わない社長と一緒に仕事をする、というのは、
仕事のパフォーマンスにも結構影響してくる事なんだと思います。
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合わない社長とずっと働き続けられるか
社長ってそうそう交代するものじゃないですから、
自分がその会社で働き続けるかぎり、その社長とは付き合っていかなくちゃいけなくなります。
その社長とずっと一緒に働き続けることができるかどうか?ということを踏まえて
仕事をやめるか継続するか考えてみるといいんじゃないかな、と思います。
会社によっては社長と毎日顔を合わせて仕事をしなきゃいけない、ということもあるでしょう。
それがしんどくなるようなのであれば、転職してもいいと思いますよ。
社長が合わない、ということは
結局はその会社が自分に合わない、ということとほぼ同義だと思います。
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では今日はこのあたりで。