仕事を退職したいけど、なかなかそれを上司に言い出せない、
いつ言えばいいかわからない、という人は多いと思います。
むしろ退職を言い出せないまま、だらだらと働いてしまって
気づいたらさらに言いにくい状態になってて、もう辞められる気がしない、というような状態になってしまってる人の方が多いんじゃないかなぁ。
退職を伝えるタイミングって
円満に退職するためにも結構重要だと思うんですよね。
私は「いつ退職するか」というのを結構計画的に考えていて、
いいタイミングで伝えられたからこそ、円満に退職できたんですよ。
大きな仕事が終わるタイミング
私が仕事をやめた時は、大きな仕事が終わるタイミングを見計らって、上司に退職する旨を伝えました。
実はずっと退職については考えていて、悩んではいたんだけど
その時に大きな仕事が決まって、「あ、これが私がこの会社で最後にやる仕事だ」って思ったんですよね。
そう思ってからは逆に気持ちを割り切って仕事をすることができたので、今までよりも楽しく仕事をすることができた期間でした。
その大きな仕事がひと段落して、その企画関連ではもう仕事がないな、と思ったタイミングで退職を伝えました。
誰でも多分自分の仕事のリズムみたいなものがあると思うので
退職を悩んでいる時に「この仕事がひと段落したら」というものが見えてくるタイミングがあるでしょう。
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会社全体が忙しくない時期
先に話したように、退職するならやっぱり自分の仕事で大きな仕事が終わったタイミングが一番いいと思うけど
なるべくなら会社全体が忙しくない時期を見計らった方がいいでしょう。
会社全体が忙しい時期、つまり年末とか期末とかだと
会社にピリピリした雰囲気が漂っていることも多いと思うんですね。
そういう時に退職されると、やっぱり会社側も「この忙しい時に!」とストレスに感じる人が多くなってしまうと思うんです。
円満に退職するなら、やっぱり忙しい時期はちょっと避けるようにした方がいいでしょう。
ただ、会社を退職することは少なからず会社に迷惑をかけることになります。
それはもうそういうもんだ、と割り切るしかない。
どうしても「自分が退職したら迷惑をかけるから」という理由で退職に踏み切れない人が多いですが
多かれ少なかれ、仕事を退職したら迷惑はかけるものです。
いつ退職するかタイミングをうまく見計らって、
なるべく迷惑をかけない、という方向に持っていくしかないんですよね。
そのためにも、会社全体が忙しくなさそうな時期を見定めるのは大事ですね。
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なるべく偉い人に、かしこまって言う
退職するなら直近の上司に、と言われることも多いですが
自分が関わる時間が長い人の中で、私はなるべく偉い人に、しっかり時間をとってもらって退職することを伝えました。
直属の上司だとどうしても引き止められたりする可能性が高くなるからです。
さらに偉い人に言えば、本気なんだ、ということが伝わります。
こちらの迷いが相手に伝わってしまうと、引き止めにあってズルズル仕事をやめられない、ということもよくあること。
なので本気度を伝えるためにも、しっかり時間をとってもらって
あらたまって伝える方がいいでしょう。
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ボーナスをもらってから、はやめた方がいい
中にはボーナス支給日が近いから、といって
ボーナスをもらってから退職しよう、と思っている人も多いと思います。
でもこれはやめた方がいいです。
ボーナスをもらってから退職する話をしたら、絶対に会社側の人には
「この人、ボーナスをもらったから辞めるつもりだ」と思われるでしょう。
そうしたら印象も悪くなるに決まってるじゃないですか笑
自分が退職を悩んでいるのであれば、ボーナスなんて関係なく、なるべく早めにやめた方がいいです。
実際私の周りでもボーナスをもらってから会社を退職しよう、という人は多いですが
ボーナスがきてそれなりに大きなお金が入ると、みんななんだか嬉しくなってしまって、退職しなくなるんですよね。
むしろ人が辞めやすい時期にボーナスの時期を設定してるんじゃないか、と思うほどです。
ボーナスに踊らされないようにしましょう。
固い意思が大事
退職したい旨を伝える時は
自分は絶対に退職するんだ、という固い意思を相手に見せることが大事です。
そのためにも、転職サイトなどで転職先を先に探しておいたり
退職したあとにどのようなことをしていきたいのか、というところまで具体的に決めておくと
相手にも話せる話が多くなって、真剣だ、と受け取ってもらえるでしょう。
無駄な引き止めにもあわずに済むと思います。
円満に退職するためにも、タイミングを見計らって
計画的に退職するようにしましょう。
就業規則なども見直しておくと、退職に関していつまでに言わなくちゃいけない、というようなことが書かれていると思います。
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それじゃ。